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ソシャゲをやめた感想

みなさんは、ソシャゲを楽しんでプレイしているでしょうか。私は思うところがあり、一度ソシャゲをやめました。

やめた感想としては、「すっきりした!」の一言に尽きます。

義務感から解放されたようでした。

この記事は、自分の体験を殴り書きしただけです。解決策を明示した、そういう記事ではありません。それでも、同じ悩みを持っている人の参考になれば幸いです。

目次

ソシャゲをやめた理由

ソシャゲをやめた1番の理由は、時間がないからでした。

仕事中や、外出している時でも常に頭の中ではソシャゲのことを考えていたと思います。微課金勢だったので、お金の代わりに時間を費やすしかなかったのです。

そんな私が、やめるに至った理由をまとめました。

リセマラを前提としたゲームシステム

多くのゲームにはソシャゲのチュ-トリアルクリア後に、最初のガシャが用意されていて、初めてのガシャを引く。

では、次にみなさんは何をしますか。そのままストーリーを進めますか。

多くの人は私と同じように、攻略サイトで当たりキャラを検索するんじゃないでしょうか。気に入ったキャラを引けても、性能的にイマイチであれば、強いキャラが引けるまでリセマラ…。つまり、初めの段階で体力と時間を消耗する。この準備が、とにかく面倒でした。

「じゃあリセマラしないで進めればいいのでは?」と正論をぶつけられると何も言い返せません。ですが、理由は簡単で「損をしたくない」という単純なものなのです。序盤を少しでも有利に進めたいという欲が出てしまう。

このリセマラが必要になるため、私は新しいソシャゲに手を出さなくなりました。

セレクトガシャという課金アイテム

私がプレイしていたゲームでは、周年イベントの際にセレクトガシャという課金アイテムが販売されていました。

3,000円を払うと10連ガシャと、欲しいキャラを1人確実にもらえるという神アイテム。

私は微課金勢だったので、この課金アイテムを狂喜乱舞して購入。「これは間違いなくお得だ!」と感じたからです。しかし、これを数回繰り返していると、段々と欲しいキャラの候補が少なくなります。でもセレクトガシャを使わないのももったいないし、とりあえず買うか!で課金していました。

そう、この時点で「買ったらお得」から「買わないと損」に価値観が変わりました。

言うまでもないけれど、購入しなければ手元に3,000円は残る。その3,000円を握りしめて美味しいものを食べに行くこともできるわけです。

ソシャゲに熱中していた時は、本気で「買わないと損」という思考に陥っていた。いま思い返しても怖い。

ガシャのインフレについていけない

ソシャゲの会社はユーザーの射幸心を煽って、課金してもらうためにガシャを更新し続けます。営利企業ですからね、仕方ないです。

結果として、初期実装されているキャラよりも後続で追加されたキャラの方が性能は向上する傾向にあります。周年ガシャ、限定ガシャとなると、今までのガシャが馬鹿らしく思えるくらい、強いキャラが実装されることもあるでしょう。

いわゆる人権キャラというものです。これを引けなければ高スコアを目指すのは苦難の道となります。

ガシャを毎回引ける石油王ならともかく、微課金勢の私はお目当てのガシャまでひたすら課金石を貯めることになります。貯めた課金石でガシャを引いて、お目当てのものが出なかった時の絶望感はすごい。

数か月かけて貯めた課金石が数クリックで消えますからね、つらい。

1日の時間配分がソシャゲ前提になる

ソシャゲをやめた一番の理由。多くの場合、スタミナという項目が設定されていますよね。現実時間で一定数の割合で回復し、それを消費してレベルを上げる仕組みです。

私はこれが気になって仕方がなかった。スタミナを最大のままで放置していると、「もったいない!」と感じてしまう。夜寝る前にスタミナを使い切り、朝に回復したスタミナを消費する日々。どれだけ眠くても、どれだけ朝急いでいてもスタミナを消費していました。こうして文字に書き起こしてみると、ちょっと引く内容ですね。自覚してます。

また、ソシャゲではユーザー離れが起きないように、イベントが定期的に開催されます。イベント内のランキングで何位以内に入ればキャラが手に入るなどの報酬があるやつです。こうなれば、休日は1日中ずっとイベントに張り付いていた。お金を使わない代わりに、時間を使う。

他にプレイしたい家庭用ゲーム機もありましたが、ここまで時間を費やして報酬が手に入らなければもったいない!という思考です。これ、サンクコスト効果っていうんですね、初めて知りました。

しかも、私がプレイしていたのは音ゲーだったので、クリアできる時間も一定。同じ曲を何度もクリアする必要があるので、必ず飽きがくる。途中からはヘッドホンでyoutubeの作業BGMを聞いてプレイしていました。音ゲーの存在意義…。

こうして何年かプレイしていましたが、その途中であるアイテムが実装されました。それが「スキップチケット」。これを使用すると、音ゲー部分をスキップしてクリアしたことにしてくれるものです。これが実装された時の衝撃は凄まじく、「なんて素晴らしいものを実装してくれたんだ!ありがとう!これでゲームをプレイしないで済むんだ!」と本気で思った。文章で書くとめちゃくちゃアホっぽく見えますが、紛れもなくアホだったんです。

ソシャゲをプレイするのを選んだのは自分、誰かに強制されてプレイしている訳ではない。ゲーム部分をプレイしたくないならやめても問題ないはずなのに。

その後、自分が何のためにソシャゲをしていたのか分からなくなり、アカウントごと削除しました。ある意味、人生を変えてくれたアイテム。

ソシャゲをやめたメリット

悩んだ末にソシャゲをやめて、感じたメリットを書きます。

義務感から解放された

起床後、ログインしてデイリーミッションをクリア、眠くてもスタミナを消費してから就寝、という毎日から抜け出せたのが1番大きなメリットですね。

平日でも休日でもこの繰り返し。会社での昼休みは、スタミナ消費とイベントマラソンに時間をつかっていました。

ゲームは楽しむことが前提なのに、いつの間にか「しなければならない」という義務感でプレイしていました

ソシャゲをやめてからはデイリーミッションやイベントに追われることもなく、のんびりとした時間を過ごしています。この解放感は実際にソシャゲをやめないと味わえないものです。

おおげさかもしれませんが、人生に余裕ができました。1日ってこんなに長いんだと感じます。スマホ触らずに食べる朝ご飯ってこんなに美味しかったんだって感動しますよ。私が感受性豊かすぎるだけかもしれませんが。

余裕ができた時間には、新しい趣味に取り組むのも◎。したいことが思い浮かばなくても、何も考えずに、ぼーっと散歩をするのも楽しいものですよ。

家庭用ゲーム機で遊ぶ時間が増えた

やめたのにまた別のゲームするんかい!とツッコミがありそうですが、もともと家庭用ゲーム機が好きなので許してください。

ソシャゲはユーザーを飽きさせまいと、延々とコンテンツを追加していきます。イベントが終わっても、また次のイベントがやってきます。

一方、家庭用ゲーム機は対戦ゲームなど一部のジャンルを除けば、エンディングという名の終わりがあります。この終わりがあるというのが重要。

その後プレイするかはユーザー自身に委ねられているということです。やりたくなければ、やらなければいいんです。

私はPSのトロフィーを収集するのが好きなので、それをコンプリートすることを一つの区切りとしています。トロコン楽しい!


【番外編】断捨離して掃除がしやすくなった

ソシャゲをやめた結果、断捨離を行い、部屋がきれいになりました!

「え、なんで?」と思った人もいるはず。ご説明します。

私は(自分に興味があるものに限り)完璧主義的な一面があります。

好きなキャラの曲が収録されていないCDも、「シリーズで揃えたいし…」という理由で購入。好きなキャラのラバストじゃなくても、「ユニットで一緒だし…」など理由をつけては購入していました。これ、同意してくれるオタクいませんか?

二度と見返さないであろうクリアファイルも、飾られたことがないタペストリーも、ソシャゲをやめたタイミングで売却、処分しました。

もともと部屋に物は少なかったのですが、断捨離をしたことでさらに掃除がしやすくなりました。小物でも飾ったりするとほこりがたまりますからね。

思い返すと、ここからシンプルな生活に憧れるようになったのかもしれない。

番外編ですが、自分の感じたメリットでした。

まとめ:ソシャゲをやめてスッキリした!

悩んだ結果、ソシャゲはやめましたが本当にすっきりしました!

しかし、プレイした時間が全部無駄だったとは思いませんよ。

サービスが終わると何も残らないという意見もよく聞きますが、私はそれは感じませんでした。

つらい、しんどい、と文句を言いながらも、プレイしている時は、なんだかんだで楽しませてもらいましたから。キャラや楽曲も好きになったのもプラスの要素ですね。

振り返ってみると、ソシャゲとの付き合い方が下手だったと感じます。もっと適度な距離感で遊べば、いまもプレイしていたのかもしれません。

この記事を読んで、同じ悩みを持っている人の参考になれば幸いです。

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